おまけの小林クン 6巻
夏休み、銀行強盗に人質にとられ、犯人の顔を見てしまったため、捕らわれた吹雪。
そして巻き込まれた健吾。
『どうしても今日中に小林クンに会いたいの!』
そう言う吹雪に、『告白するつもりなのか』と思う健吾。
一方大和は千尋の家へと連れて行かれ、千尋の母に可愛がられていた。
ニュースになっていたが、大騒ぎで気付いていない千尋と大和。
吹雪と健吾はなんとか逃げ出すが、その途中、古井戸へと落ちてしまう。
明るくなるまで待って登ろう。そう吹雪が提案し、二人で話していると、
千尋、大和らが助けに来る。
千尋が吹雪に渡しておいた、試供品のリップの中に発信機が仕込まれていたのだが、
それにより発見することが出来たのだ。
時間を尋ねると、11時半。まだ今日だ、間に合った!と喜ぶ吹雪に健吾は、
もしかして今日が誕生日なのか?そう尋ねる。
誕生日おめでとう、そう言う健吾に、吹雪は治まりかけていたドキドキを再び覚えてしまう。
そしてロープを垂らされ、上へと登ろうとした時、手を滑らせた吹雪とその下にいた健吾の
『唇と何か』が触れる。
上へ上がってきた時、二人の顔は真っ赤で――?
吹雪が相変わらず恋する乙女なのが可愛らしい巻。
そして、健吾の方もまんざらではない様子で、この先を予感させる話であった。
それにしても、高校生が強盗犯に捕まってあそこまで平常心でいられることに、
私は驚きを感じざるを得ない。
私もそんな、肝の据わった人間になりたいものだ。そう思った。