おまけの小林クン 12巻
ホワイトデーに告白の返事を健吾がくれなかったことが、ずっと気になっていた吹雪。
一方、吹雪が小林の中で誰を一番好きなのか。そう悩み続けていた健吾。
だが、ある時唐突に理解する。『吹雪の一番は俺だ』と。
モヤ騒ぎの際に、健吾が口にした『俺たち小林の中で誰が一番好きなんだ?』
その言葉がずっと引っかかっていた吹雪。
つまり、バレンタインのチョコレートの気持ちは、まるで伝わっていなかったのか……
そう悩んでいた吹雪だったのだが、健吾の口から、その答えが分かったことを知らされる。
お互いの気持ちを再確認し、付き合おう、そう今すぐにも言いたい健吾。
だが、告白の瞬間を千尋によって邪魔される。
たかちに対し、千尋と大和は『当分吹雪チャンに彼氏なんて必要ないの!』と宣言するのだが、
そのせいで健吾は付き合うことを言い出せなくなってしまう。
健吾が歯医者に行くため早退したある日、吹雪も適当な理由をつけて早退。
予約を入れた歯医者を探し出し、健吾を見つけ、千尋耳(デビルイヤー)の圏外まで連れて行く。
『小林クンに内緒で付き合って!』
そう健吾に突きつける吹雪。ようやく二人は結ばれることとなる。
虫歯のことは忘れ去ったまま――
ようやく気持ちが通じ合う吹雪と健吾。長かった……。
吹雪の、健吾に対し子供っぽくなってしまうところが、非常に可愛らしいと思う。
顔にはほとんど出さないが、吹雪のことを好きで仕方ない『ムッツリ』健吾も愛らしい。
あるべき場所に納まったのはいいものの、この先どれだけ隠し通せるか。
今後の見所はそこだと思われる。